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・私的ブランド制作日誌 & "猫の集う椅子"コミュニティブログ。また、日々の忘備録なども兼ねる。

異才の女性デザイナー "J.AUGUR" が紡ぐ唯一無二の作品群。

J.AUGUR と言うと、好きな人は知ってるけど、
あまり日本では知られていないブランドです。

なかなか異色な経歴の人で、元々古着のディーラーをやっていて。
扱っている古着からリプロダクトした製品を作ったところ、人気が出始めたようですね。

基本的にはバッグや小物を作ってる方なのですが、
今は病気もありスタッフを抱えているようですけど、以前は1人で制作していました。

その手法が非常に独特で・・・上でもちょっと触れましたが、
自ら古着や古い敷物を集め、それを再構築してバッグなどを作るというもの。
なので、創られた作品は正真正銘の "一点モノ" ということになります。


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こないだ落札したバッグ。
最近の物よりちょっと前の革主体で荒々しいデザインのものが好きです。



一点モノとは言っても、普通は「作ろうと思えば沢山作れる一点モノ」が殆どです。
が、 J.AUGUR の製品は元々の素材が古着なので、
本人が同じものを作ろうと思っても、物理的に不可能ということになります。

それはイコールで

見つけた時に買わねば、同じものは二度と手に入らない。

・・・ということを意味します。
ここまで異質なブランドが他にあるでしょうか。

私自身、ブランドに関して詳しいわけではないのですが、
ちょっと私の知る限りでは、ありません。

実際、私は好みのアイテムが出品されるまで、
地道にオークションで探してます・・・・・・ウーン・・辛い。

私自身は一点モノという言葉に対し特別な思い入れはなく、
好きなデザインなら大量生産モノでもあまり気にしないのですけどね。
でも、あの空気感は古着だからこそ出るものなのかもです。

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ぬいぐるみ。こちらもリプロダクト(だと思う)


何故このJ.AUGURさんの話を出したかと言うと、
わりと制作においてこの人から受けた影響と言うのは大きいんですよね。
実は私が1人で作り続けていくと決めているのも、この人の影響だったりします。

いや、だって考えてみて欲しいのですよ。
例えばヴィトンやDIESEL等の一流ブランドにしても、
作っているのはどこかと言えば中国の工場だったりするわけです。
日本のブランド等にしても、HANAE・MORIも作っているのは "どっかの誰か" です。

いや、どっかの誰かでも、中国のパートさんでも別にいいんですけど、
う~ん・・なんでしょうか・・・。
そういった「工業製品」のように作られる物に、私はあまり価値を感じれないのです。

それに対し、J.AUGURは作家本人が作ってるわけで。サインもしっかり入ってます。
これはヴィトンやシャネル、HANAEMORIなら、
ルイヴィトン本人、ココ・シャネル本人、森英恵本人が作ってるようなもので・・。
・・・・・比べものになりませんよね。


ええ、J.AUGURの作品のどこが良いって、勿論デザインも最高なのですけど、
それと同じくらい「作家本人が作ってる」ってところなんです。
あと、その素材が持つ物語ですね。

素材も古着ですから、元々は戦争から帰ってきた軍の支給品だったり、

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誰かが来てたジャケットだったり色々で・・・。
それぞれが様々なバックストーリー(物語)を持っているわけです。

そういった数々の「物語を持つ素材」が、
自分が本当に凄いと思い、その製作姿勢に尊敬を覚える人の手で選び出され、
採寸され、触り、掴み、縫い、生まれ変わらせて作ったものなのですよ。


そんなことを想像するだけで、
胸躍りまくりませんか・・!



いやね、実際J.AUGURに関してはあまり広まって欲しくない気持ちもあったりします。
知名度が高くなればなる程、オークションとかで競る羽目になりますからね。

でも上でも記した通り、数が非常に少ないものですから、
J.AUGURの作品を知った時には、もう手に入らない可能性もあります。
なので手遅れになる前に、読者様くらいには広めとこうか・・と思った次第です。

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たしかこの人がJ.AUGURさんです。
美人さんなんですよね。



それと・・・。



うん、まあ・・なんだ、私が作っても胸躍らないと思いますけど、
中国やタイの工場で作られるよりはマシじゃないすかね・・?





 
by neko_chair | 2017-10-02 23:29 | Comments(0)