白燻し。

単なる進捗なんすけども・・・。

色々あって進みが悪かったんですが、
"狂信者の櫃"がようやく磨き終わったんで鋳造師さんに送り出しました。

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今週末に新しい原型が来るはずなので、
その原型磨いてる間に狂信者の櫃の試作品進めてもらおうかなと・・。
なんとか間に合ってよかった。

あたらしい原型来たら記事にUPします。
週末~来週頭くらいでしょうか。
今回、初めて舌出ししてる感じなんですが、それがどうなってるか・・・。
今後は多少表情なども弄っていきたいですしね。

あ、リングの方は重量が何故か130gにもなってしまい・・・。
いまちょっと軽量化について作業中です・・・・(白目
八月中の原型完成を目指してるんですけども、
間に合わなかったらすんません・・・。

しかし、ペンダントばっかりでいい加減にしろよって感じすね。
一応ペンダントはこれで一休みして、
今後はリングやブレスに注力したいなと思ってます。



ところで、ここ1年ほど "原価" で四苦八苦して思ったことなんですが、
シルバーアクセサリーの世界でとてもポピュラーなモチーフである、
「フェザー」「イーグル」って、ほんとアクセサリーに向いてるんだなあと。

端的に言えば
①正面からみたとき面積が広いこと。
②形状が薄くても造形的に破綻せず問題が起こらないこと。
③裏面が見えないこと、創らなくても造形的に無理が無いこと。

この3つの条件が揃うととても原価が安く、
しかも高級感が出せるんですよね。

昔から「なんでこんなにフェザーってそこらじゅうで作るん?」とか、
「そんなにバカ売れするもんなの?」とか、
「僕も創るべきなのだろうか・・」とか漠然と思ってたんですけど、
デザインの良さもさることながら、
単純に商売に向いてるんだなあと勉強になりました。

かと言って創る気は微塵もないんですけど、今後は中抜きとか、
サボらず真面目に頑張らないといけないなあって・・。

無垢ってなんだかんだで好きなんすけど、
重さ的にも、価格的にも創れるものに限界ありますしね。

それというのも、今年中になんとかブレス1つ創りたいんですが、
構想しているものが一体どれほどの重さになるか検討も付かないので、
造形に妥協しない範囲で地道に中抜きを頑張っていこうと思います。
一応10万円以下にはなるように努力します・・・。



あと別件ですが、引っ越しの際に昔作ってボツになった原型が出て来たので、
簡単なペンダントにしてみたのですが、今回、白燻しを試してみました。

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白燻しというのはあまり見かけませんけど、
通常の燻しは硫化によるものですが、これを酸化に変え白色にしたものです。

やり方としては、一度磨き込んだあと硫酸に付け込み、表面を酸化させます。
この時点で真っ白になっているのですが、それを引き上げた後、良く水で洗い、
ちょっと粗目のサンドスポンジなどで表面を軽く磨きます。

銀を扱っていると思うのですが、意外と銀の色というのは表情豊かなんです。
真っ白から真っ黒、銀色、茶色、青、灰色等々。

通常は銀色+黒燻しで仕上げてしまうメーカーが殆どですが、
こういった色の表情を楽しむのもまた良きかなと思うのですよね。

特に有機物系にこの白燻しは合う気がします。
カラッとして冷たく荒涼な風で色が抜けてしまったような、
なんとも言えない趣があります。
by neko_chair | 2018-08-09 21:54 | ・白銀灯少女 制作日誌 | Comments(0)
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