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・私的ブランド制作日誌 & "猫の集う椅子"コミュニティブログ。また、日々の忘備録なども兼ねる。

退院しました(骨髄移植してみた感想)

ちょっと報告が遅れましたけど、水曜日に退院致しました。

今回僕がやった骨髄移植は「末梢血幹細胞移植」というもので、
世の多くの方々が想像するような、背骨に穴を空けるようなものではないです。

簡単に言うと「骨髄移植と同様の効果がある血中細胞(造血幹細胞)」を患者に移植する、
というもので・・つまり ちょっと大げさな輸血のようなもの です。

簡単に入院中の流れをダイジェストで説明すると、
約一週間ほど入院し、毎日薬を注射します。
その薬は移植で必要になる「造血幹細胞」を増殖させるブースト薬です。

薬を投与しつつ「造血幹細胞」の数が十分増えたなというタイミングで、
ドナー(私)から血液を採取、
遠心分離機で造血幹細胞だけを抽出し、患者へ輸血(移植)します。
余った血液は当たり前ですが私に戻しますので、
実際に抜く血液も、見た感じ1リットル程度だったでしょうか。

と、説明すると大したこと無さそうなのですが、
人によっては結構、骨の痛みなどの副作用があるそうです。

つっても、のた打ち回るとか眠れないほど痛いとかでは無いようですし、
痛み止めなども処方してくれますので、あまり心配は要らないと思います。
私自身も、殆ど副作用はありませんでした。
帰りは自転車でサイクリングがてら帰ったくらいですので。

あ、病院食をUPしておきます。
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なんか既視感あるなーと、入院中ずっと思っていたのですが、
「あ、これディストピア系のアニメとかに出てくるような飯だ」と気付きました。

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全体的に薄味ではあるのですがしっかり味があり、素材の味を生かす努力が伺えました。
端的に言えば「全然イケる」感じです。

ただ兎も角量が少ないのに加え、
やたら消化に良い食事なようで、すぐにお腹が減って困りました・・。

とはいえ、群馬では一番大きい「群大病院」だったので、
各種レストランからカフェ、コンビニまでありとあらゆるものが院内に入っており、
食べるものには困りませんし、あくまで病人ではありませんから、
敷地内ならば行動制限も食事制限なども一切ありません。

日がな一日彫金を進め、腹が減れば食べ、シャワーもいつでも使える感じでしたから、
本当に快適、幸せな毎日を過ごさせて頂きました。
なんなら1ヵ月くらいでも全然OKですし、何回でもドナー提供したいくらいです。
でも院内にお店が無かったりするとちょっとキツイですね。



ちなみに何故1週間も入院するのかというと、
もちろんドナーの投薬に対するコンディション管理もありますが、
ドナーが入院するのと同時に、患者さんの方では、
「放射線により癌細胞を含む全ての造血幹細胞を殺す処置」をします。

一度血液を綺麗に掃除してから、
造血幹細胞を身体に入れるということです。

ですから、患者さんの造血幹細胞を死滅させてからドナーが逃げてしまったり、
ケガや病気に掛かってしまって提供が出来なくなったりすると、
患者さんは本当に死ぬ以外の道が無くなってしまいます。
なので、実際の造血幹細胞提供までしっかりドナーさんを管理しておく必要があるんですね。

※入院してからのドナー辞退は不可であり、
強引な脱走などは処罰されたような気がします。間接的な殺人ですし。

まあ、そんな感じでした。
あと全くの無償提供、ボランティアだと思われている骨髄移植ですが、
自治体から補助金が出たり、保険会社によってはお見舞金が出たりします。
現に私は20万強くらいはお金が入ってくると思います。

特に「末梢血幹細胞移植」ならばそれほど痛みはありませんし、
提供後に痛みで苦しむこともありません。
また「末梢血幹細胞移植だけなら協力する」「骨髄移植だけなら協力する」「両方OK」
など、提供のやり方も選べます。



ご興味があれば是非。




by neko_chair | 2018-09-21 21:04 | ・思想思索 | Comments(0)